ゴルファーはやっぱりデータ好きか?

 今から確か25年くらい前、アルバリメイクショップの仕事をさせてもらっていた頃に、振動数・グラム・バランス・長さを指定されて頭を悩ませた事を思い出します。

 ヘッド重量の差+シャフト重量の差+グリップ重量の差+シャフトの個体差(フレックス・振動数)があるからだ。

 特に曲者なのが、アイアンの場合ネックの長さがばらついている場合が多く、ヘッド重量は完璧でもバランスがばらつくからです。(その点三浦技研のアイアンの精度は今も変わらず当時から完璧でした)

 仮に全てを解消したとしても、高級なシャフトは番手別設計になっていてキックポイントをフローさせているため振動数がグラフ内に入らない、また一本取りのシャフトに関しても無理に合わせるとスクリーン印刷の位置がばらつき見た目が美しくなく1セット組み立てるのに、シャフトを40本くらい使った記憶がよみがえってきます。(1本取りシャフト)

 今のデータは簡単で、出来上がりのデータを印刷して貼り付けてあるだけですから、単純に足し算で分かる範囲です。車で例えると、カタログ数値を貼り付けるようなものですから。

 どちらかといえば私の場合、出来上がったクラブを使い手にあわせる事を重視していますので、データとは無縁になってしまいましたね。同列に扱うと失礼になってしまいますが、2輪のヨシムラ・モリワキさんの様なチューナーといったところでしょうか。

 センターフレックス計・振動数計とかはありますが、あまり使わなくなりました。

今は便利な時代でインターネットで色々なサイトやショップさんがデータを公表してくれていますので参考にしてください。

 

             写真よりリンク http://www.golfclubsuuchi.com/


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