基本中の基本

 シャフトの装着方法は色々な考え方があると思います。巷では入りしろが28㎜~30㎜との説がありますが、私の場合設計者の意図及び硬さの事を考えてホーゼルの深さいっぱいまで挿入しています。

 途中で止めた場合、やわらかく(振動数・フレックス)なる事はもちろん、先端がスチールの場合1センチで約2g程軽くなります、その為か真鍮・鉛などでバランスを取る事が多くなります。出来る限りヘッドの動きの統一性を持たせるためには、避けたい調整です。

 敏感な杉山直也プロ・鈴木一成プロ・服部直樹プロ多くのプロをはじめ、当店で調整をされている方達は、一番最初にヘッド内にある真鍮などのバランス調整用の異物を取り除く事から始めています。また、写真であるようなチェックを行います。

  • 左    ヘッドに対して左から入っていないか (フックに入っていないか)
  • 中央  左と同じ様に右から入っていないか (フックに入っていないか)
  • 右    前後に傾いていないか (アップライト・フラットに入っていないか) 

 最低限のチェックはどなたでも出来るのでチェックをしてみてはいかがでしょうか!


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