感性 対 データ

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昨日、とあることからアイアンの調整依頼がありました。

データ上では完璧なのですが、振った感じヘッドが重い・・・。

確かに重い・・・

きっとヘッドの中にタングステンチップ、シャフトに真鍮・鉛が入ってんだろうと思った。

スパイン調整もしてあるっぽい・・・

でも変な動きをする・・・

ばらしてみた

的中だ。

最近のクラブはホーゼルの深さが設計の段階から30ミリと浅いのは確かであるが、意図的に深さを変えているものがある。

したがって28ミリの入りしろに揃えて、タングステンチップ・シャフトに真鍮や鉛を入れてバランス調整をしてやると、本来のヘッドの動きが変わってしまうことがある。

設計者の意図をクラフトマンの意思で無駄にすることは、果たしてどうか?

数字を合わす前に、シャフトの入り方や顔を揃えてやることがチューンアップの基本である。

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